Googleスプレッドシートの「SUMIF」関数の使い方

数学
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「SUMIF関数」について詳しく解説します。

SUMIF関数は、特定の条件に合ったセルの値の合計を求める関数です。Excelなどのスプレッドシートソフトにおいて、データを集計する際に非常に便利な関数です。

使い方

SUMIF関数は、次のように記述します。

SUMIF(range, criteria, sum_range)

  • range:条件に合うデータが格納されている範囲を指定します。
  • criteria:条件を指定します。数値、文字列、式などが指定可能です。

例1: A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列に「Apple」という文字列が含まれている行の値の合計を求める場合は、次のように記述します。 =SUMIF(A:A,”Apple”,B:B)

例2: A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列の値が50以上の行の値の合計を求める場合は、次のように記述します。 =SUMIF(A:A,”>=50″,B:B)

例3: A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列の値が50以上かつ100以下の行の値の合計を求める場合は、次のように記述します。 =SUMIF(A:A,”>=50,<=100″,B:B)

SUMIF関数を使用することで、簡単にデータを集計することができます。さらに、SUMIFS関数やCOUNTIF関数と組み合わせることで、より複雑な条件での集計が可能です。

それでは、実際にSUMIF関数を使用してデータを集計する方法を見ていきましょう。

シンプルな使い方

まずは、最もシンプルな使い方を見ていきましょう。A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列に「Apple」という文字列が含まれている行の値の合計を求める場合は、次のように記述します。

=SUMIF(A:A,“Apple”,B:B)

このように、SUMIF関数を使用することで、簡単に「Apple」という文字列が含まれている行の値の合計を求めることができます。

複雑な条件での集計

次に、複雑な条件での集計を見ていきましょう。A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列の値が50以上かつ100以下の行の値の合計を求める場合は、次のように記述します。

=SUMIFS(B:B,A:A,“>=50”,A:A,“<=100”)

このように、SUMIFS関数を使用することで、複雑な条件での集計が可能です。

条件に合ったセルの数を求める

最後に、条件に合ったセルの数を求める方法を見ていきましょう。A列にデータがあり、B列にはそれぞれの値が格納されているとします。A列の値が50以上の行の数を求める場合は、次のように記にします。

=COUNTIF(A:A,“>=50”)

このように、COUNTIF関数を使用することで、条件に合ったセルの数を求めることができます。

SUMIF関数のまとめ

SUMIF関数は、指定した条件に合ったセルの値の合計を求めるための関数です。シンプルな使い方から複雑な条件での集計まで、様々な用途で使用することができます。また、SUMIFS関数やCOUNTIF関数と組み合わせることで、より複雑な条件での集計が可能になります。

以上が、SUMIF関数についての解説と使用方法になります。これを理解して使用することで、スプレッドシートを効率よく管理することができるでしょう。

主要な関数

  • SUMIF関数
  • SUMIFS関数
  • COUNTIF関数
この記事を書いた人

家電販売員・WEBコンサルタントを経験した知識を活かしてもっと日本のITリテラシーを高めるお手伝いがしたいガジェットオタク。
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