Googleスプレッドシートの「IMPORTRANGE」関数の使い方

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Googleスプレッドシートは、データを管理するための優れたツールです。その中でも、「IMPORTRANGE」関数は特に便利です。この関数を使用することで、複数のスプレッドシートを結合したり、他の人が作成したデータを取り込んだりすることができます。

IMPORTRANGE関数の使い方

「IMPORTRANGE」関数を使用するには、以下のように記述します。

=IMPORTRANGE(スプレッドシートのURL, 範囲)
  • スプレッドシートのURL: 取り込みたいスプレッドシートのURLを記述します。
  • 範囲: 取り込みたい範囲を記述します。例えば「Sheet1!A1:B10」などと記述します。

例えば、以下のように記述することで、「https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms」のスプレッドシートの「Sheet1」の「A1:B10」の範囲を取り込むことができます。

=IMPORTRANGE("https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms", "Sheet1!A1:B10")

IMPORTRANGE関数を使用したデータの結合

「IMPORTRANGE」関数を使用することで、複数のスプレッドシートを結合することができます。例えば、以下のように記述することで、「https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms」のスプレッドシートの「Sheet1」の「A1:B10」の範囲と、「https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms」のスプレッドシートの「Sheet2」の「A1:B10」の範囲を結合することができます。

=QUERY(IMPORTRANGE("https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms", "Sheet1!A1:B10"), "SELECT *")
=QUERY(IMPORTRANGE("https://docs.google.com/spreadsheets/d/1BxiMVs0XRA5nFMdKvBdBZjgmUUqptlbs74OgvE2upms", "Sheet2!A1:B10"), "SELECT *")
このように結合することで、複数のスプレッドシートから取得したデータを一つにまとめることができます。また、「QUERY」関数を使用することで、結合したデータから特定の条件を満たすデータだけを取り出すこともできます。

IMPORTRANGE関数の制限

「IMPORTRANGE」関数は便利ですが、制限もあります。その中でも、主に以下のような制限があります。

  • 取り込むことができるスプレッドシートは、Googleアカウントにログインしているアカウントで共有されているものだけです。
  • スプレッドシートから取り込むことができるデータは、5万セルまでです。
  • スプレッドシートから取り込む頻度に制限があります。

これらの制限を考慮し、「IMPORTRANGE」関数を使用することで、効率的にデータを管理することができます。

まとめ

「IMPORTRANGE」関数は、Googleスプレッドシートを使用する上でとても便利な機能です。使用することで、複数のスプレッドシートを結合したり、他の人が作成したデータを取り込んだりすることができます。しかしながら、制限もあるため、使用する際は注意が必要です。

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