Googleスプレッドシートでの「IFERROR関数」の使い方

論理
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Googleスプレッドシートは、ビジネスや学校、個人のタスク管理にとても便利なツールです。しかし、データの入力ミスや公式の誤りがあると、エラーが発生します。このような場合には、「IFERROR関数」を使用することで、エラーを制御し、データの信頼性を向上させることができます。

IFERROR関数とは

IFERROR関数は、入力された式にエラーが発生した場合に、代替の値を返す関数です。IFERROR関数は、次の式の形式で記述します。

=IFERROR(入力式, 代替の値)

入力式にエラーが発生した場合は、代替の値が返されます。それ以外の場合は、入力式の結果が返されます。

IFERROR関数の使用例

IFERROR関数を使用すると、次のような場面でエラーを制御することができます。

  • セルの値が空の場合
  • セルに文字列が入力されている場合
  • 割り算の結果が0の場合
  • 公式に誤りがある場合

例えば、A1セルには数値が、A2セルには0が入力されている場合、A3セルに以下の公式を入力します。

=A1/A2

この場合、A3セルにはエラーが発生します。しかし、IFERROR関数を使用すると、次のように書き換えることで、エラーを回避することができます。

=IFERROR(A1/A2, “エラーが発生しました”)

この場合、A3セルには「エラーが発生しました」と表示されます。このように、IFERROR関数を使用することで、エラーが発生した場合に代替の値を表示することができます。さらに、IFERROR関数を組み合わせることで、より複雑なエラー制御を行うこともできます。例えば、A1セルには数値、A2セルには0か1しか入力されないように制限をかけたい場合、A3セルに以下の公式を入力します。

=IFERROR(IF(A2=0,A1/A2,A1*A2),”入力値が不正です”)

この場合、A2セルに0以外の値が入力された場合、「入力値が不正です」と表示されます。このように、IFERROR関数を組み合わせることで、より詳細なエラー制御を実現することができます。

結論

Googleスプレッドシートを使用する際に、IFERROR関数を使用することで、エラーを制御し、データの信頼性を向上させることができます。特に、大量のデータを扱う場合や、公式に誤りがある場合には、IFERROR関数を使用することをおすすめします。

この記事を書いた人

家電販売員・WEBコンサルタントを経験した知識を活かしてもっと日本のITリテラシーを高めるお手伝いがしたいガジェットオタク。
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