今回はスプレッドシートの機能の1つである「重複を削除」について解説します。
「重複を削除」の機能についての説明
「重複を削除」は、重複を削除するデータ範囲を選択した状態で使用することで、選択データ範囲内の重複を削除する機能です。
また、「重複を削除」はセル内の大文字、小文字、書式、数式などが異なる場合でも、値自体が同じであれば重複とみなして削除する、という特徴を持っています。
「重複を削除」の使い方
下記シートの都道府県の重複を削除して、重なりをなくしたいとします。
重複削除したいすべての範囲を選択します。
メニュー「データ」>>「データ クリーンアップ」>>「重複を削除」を選択します。
重複を削除を選択すると、ダイアログが表示されます。
ここでは「データにヘッダー行が含まれている」「分裂する列」について設定ができます。
「データにヘッダー行が含まれている」にチェックを付けた場合は、ヘッダー行は重複削除の対象となりません。
今回はデータにヘッダー行は含まれていないため、チェックを付けません。
また、分析する列はデフォルトのチェックが付いた状態で問題ないので、「重複を削除」をクリックします。
重複が削除されました。
重複削除後もダイアログが表示され、どういった内容の重複処理を行ったのかを説明してくれます。
下記画像では、「重複行7行を削除した結果、非重複の行が6行残っている」という内容の説明文がひゅう辞されています。
その他の重複方法
今回は、スプレッドシートのメニューの「重複を削除」を使用して重複データを削除する方法を紹介しました。
「重複を削除」は今回のような単純な範囲内の重複データの削除の場合に便利です。
しかし、より複雑な条件でデータを削除する場合は、関数を使用することになります。
UNIQUE関数を使って重複するセルを削除しよう
UNIQUE関数はスプレッドシートで使用できる、使える関数5本指に入るのではなかろうかと個人的に思...
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