今回はHOUR関数の使い方について解説する。
HOUR関数とは?
HOUR関数は時刻データから「時」を抽出する関数だ。
HOUR関数の使い方
HOUR(TIME(11,40,59))
HOUR(A2)
HOUR(40909.0004)
HOUR("20:49:59")
HOUR - Google ドキュメント エディタ ヘルプ指定した時刻の時引数を数値形式で返します。 使用例 HOUR(TIME(11,40,59)) HOUR(A2) HOUR(40909.0004) HOUR("20:49:59") 構文 HOUR(時刻) 時刻 - 時引数を計算するための起点となる時刻です。日付/時刻を含むセルへの参照、
HOUR関数の活用方法
時刻データB2とB3を合計を求めるために、以下の通り入力した。
=HOUR(B4)
24時間以上の時間にHOUR関数を使用する場合の注意点
HOUR関数は「24時間以上」の数値に対して使用する場合には注意点がある。
ちなみに24時間以上の足し算については別記事で詳しく解説している。
スプレッドシートで時間を足し算する方法を解説
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下記シートではB2からB5までの時間の合計であるB6「37:14:40」に対して以下の通り、HOUR関数を適用した。
=HOUR(B6)
正しい計算結果は「37」であるところ、「11」と表示された。
これは明らかに誤りだ。
スプレッドシートの仕様上24時間以上の時間に対しては繰り上げが適用されてしまう。
つまり、本来正しい計算結果である「37-24=13」と自動的に計算されてしまい、「13」と表示されてしまうのだ。
スプレッドシートの「24時間以上の繰り上げ機能」を回避するためにはVALUE関数とTEXT関数を使用する必要がある。
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