IMPORTRANGE関数を覚えたら月が変わるごとに読み込むシートを連動させて当月シートをIMPORTRANGEしたい時が多々あると思います。
日付に連動するIMPORTRANGE関数を使いこなすコツをお伝えします。
IMPORTRANGE関数に別の関数を組み込む
IMPORTRANGE関数は既に使えますか?雛形は以下
=IMPORTRANGE(“シートのURL”,”読み込みたい範囲”)
ではこの関数の中に別の関数を入れてみましょう。
日付を指定するEDATE関数
日付を表示したい関数でおすすめなのがEDATE関数です。
=EDATE(“日付”,1)
第1引数は日付、第2引数は第1引数で指定した日付から何ヶ月前後するかの数字を入れます。
=EDATE(“2018/02/14”,1)
上記の例だと結果は2018/03/14になります。第2引数を1にすると第1引数に1ヶ月足した日付になります。
-1を指定すると1ヶ月引いた2018/01/14が表示されます。
表示を指定するTEXT関数
TEXT関数が表示形式を指定することができます。
上記のEDATE関数に組み合わせてみましょう。
=TEXT(EDATE(“2018/02/14″,0),”MM”)
結果は02となります。TEXT関数の第2引数で表示する形式を指定します。
M = 月
Y = 年
連続することで桁数を指定する感覚です。
MM = 02 03 12 など
YYYY = 2018
IMPORTRANGEに組み込む
あとは簡単ですね。
=IMPORTRANGE(“シートURL”,”範囲”)
上記IMPORTRANGE関数の範囲の部分に&を使って関数を組み込みます。
=IMPORTRANGE(“シートURL”,TEXT(EDATE(“2018/02/14″,0),”MM”)&”!A:B”)
上記のように&を使って挟めば日付の関数にしたがって参照するシートを連動させることができます。
まとめ
おそらくなんとなくは理解できますが、最初は””の関数を挟み込む使い方で迷うはずです。
慣れればかなり使い勝手の良い関数テクニックですので是非マスターしましょう。
シート名に日付が含まれやすいシフト表などの読み込みで活躍すること間違いなしです。