EOMONTH関数で月末・月初を取得する使い方

EOMONTH関数で月末・月初を取得する使い方日付
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管理表の作成や、データシートを作成する時に多様するEOMONTH関数の使い方を解説します。
月末、月初の取得が主な活用法ですが、TEXT関数などと組み合わせることで日付に関する関数は使いこなしたも同然です。
Googleアナリティクスのアドオンにも使えます。データ期間を指定するところです。

EOMONTH関数とは?

月末・月初を簡単に表示させることのできる関数です。

使用例

EOMONTH(DATE(1969, 7, 20), 1)
EOMONTH(A2, 1)
EOMONTH(40909, -2)

https://support.google.com/docs/answer/3093044?hl=ja

構文

EOMONTH(開始日, 月数)
・開始日 – 結果を計算するための起点となる日付です。
・月数 – 開始日の前(負)または後ろ(正)の計算対象となる月数です。計算結果の月の最後の暦日が返されます。

https://support.google.com/docs/answer/3093044?hl=ja

使い方

上の構文でも書きましたが

=EOMONTH(開始日,月数)

と関数を書きます。
例えば

=EOMONTH(“2019/04/23”,0)

書くと、「2019/04/23から0月の月末」を表示します。
ですので「2019/04/30」と表示されます。

月初を取得する

では、月初を表示させたいときはどのように書くのでしょうか?
簡単です。

=EOMONTH(“2019/04/23”,0)+1

上の式で「2019/04/23の月末の日付に1日を足した日にち」
すなわち「2019/05/01」が表示されるわけです。
簡単ですね。

当月の月初を取得する

その仕組みで当月の月初を表示させたいときは
=EOMONTH(“2019/04/23”,-1)+1
と書けばいいのです。余裕余裕!

活用方法

EOMONTH関数とTODAY関数を組み合わせましょう。
この組み合わせが一番よく使う組み合わせだと思います。

=EOMONTH(TODAY(),0)
「今日の日付の月の月末」なので「今月末」ですね。
この基本さえ覚えておけば、色々な場面でも対応できます。

まとめ

EOMONTH関数は月末・月初を簡単に取得する関数である。

ECサイトのデータ分析、Excelやスプレッドシートを使った分析を仕事などで行う人はとてもよく使う関数です。
今月のデータ範囲に絞りたいから月初のセルと月末セルが必要で、この範囲に対してSUMIFS関数で集計したい!なんて具合に。
上司に「決まったデータ期間で集計したいけどどの関数使えばいいんだろう」
サッ!!(EOMONTH関数)

間違いなく評価はうなぎのぼり。のはず。

この記事を書いた人

家電販売員・WEBコンサルタントを経験した知識を活かしてもっと日本のITリテラシーを高めるお手伝いがしたいガジェットオタク。
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