スプレッドシートを使って割り算をすると、「#DIV/0!」というが表示が出てくることがある。
人によってはこの「#DIV/0!」を表示させたくない人もいるだろう。
割り算エラー「#DIV/0!」を回避する方法について解説する。
割り算エラー「#DIV/0!」とは?
該当する値がない時に割り算をした時に「#DIV/0!」が表示される。
具体的には「0」や「「空白」で割り算をした時に表示される。
上の図はD6、D7のセルで「=0/0」という計算を行った時の件さん結果だ。
IFERROR関数を使うことで、割り算エラー「#DIV/0!」を回避することができる。
IFERROR関数の使い方
IFERROR関数は「もしも#DIV/0!などのエラー(ERROR)が表示された時にエラーの代わりに数字・文字列・空白等を表示させる」関数だ。
「=IFERROR(値, [エラー値])」
値にはエラーチェックしたい値を入力し、エラー値にはエラーの代わりに表示させたい値を入力すればOKだ。
割り算エラー「#DIV/0!」はIFERROR関数で回避
実際にIFERRORでエラーを回避する方法を解説する。
「#DIV/0!」の代わりに0を表示
「#DIV/0!」の代わりに0を表示をさせる場合は、「=IFERROR(B6/C6,0)」と入力すればOKだ。
「#DIV/0!」の代わりに「空白」を表示
「#DIV/0!」の代わりに空白を表示をさせる場合は、「=IFERROR(B6/C6,””)」と入力すればOKだ。
「#DIV/0!」の代わりに「なし」を表示
「#DIV/0!」の代わりに空白を表示をさせる場合は、「=IFERROR(B6/C6,”なし”)」と入力すればOKだ。
注意しなければならないのが、「エラー値」にテキストを入力する場合は必ずダブルクォーテーション「”」で囲む必要があるということだ。
ダブルクォーテーションは半角英数の状態で「shift」+「2」を押すことで入力可能だ。
誤ってダブルクォーテーションなしで入力すると、「#NAME?」という別のエラーが表示されてしまうから注意が必要だ。
エラーの代わりにテキストを表示させたい場合は必ずダブルクォーテーションだ。忘れるな。
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