UNIQUE関数はスプレッドシートで使用できる、使える関数5本指に入るのではなかろうかと個人的に思っている関数です。重複しているセルを省いてまとめて表示してくれる素晴らしい関数なので解説致します。
UNIQUE関数とは?
指定範囲の中で、重複しているセルを排除して表示することのできる関数です。管理表を使用している際に、「あ〜この列に記載されている担当者って誰々いるっけ?」と思った場面で重複を消してユニークな担当者名だけ表示できるかなり使える関数です。
使用例
UNIQUE(範囲)
概要
重複する行を破棄して、指定したソース範囲内の一意の行を返します。行はソース範囲内の先頭から順に返されます。
UNIQUE関数の使い方
とても簡単なのでサッと説明します。
まず、UNIQUE関数を入力したら重複したセルを消したい範囲を選択します。
UNIQUE(A1:A)
これだけです。ちなみに上記例のように、A1:Aのような末端にセル番号を入力しなかった場合は最終行を指定したことになります。覚えておくと便利です。
この場合「A1セルから下まで全部」という範囲指定になります。
UNIQUE関数の活用
もうこれは説明不要ですね。スプレッドシートで在庫管理表や顧客管理表などを作成していると、重複しているセルが同一列に存在するパターンがよくあると思うのですが
- 担当者を個別に表示したい
- 商品をユニークに表示したい
- サッとユニークな個数を調べたい
などなど色々な状況で活用ができます。
もちろん関数ですので範囲内が変更されれば自動で重複セルを排除して表示してくれますので、グラフとして表示していたりする場合などにも活用できます。
めちゃくちゃ便利なので必ず覚えましょう。